sAi memories

No Art No Life❤

Dream made me sad & happy

少女は夢の中に入るー・・・

 

 少女は走る。それも猛スピードで。
 畑の道は、たまに車が通るだけ。
 少女はただ、ひたすらに息を切らして走る。
 髪を三つ編みにして2本垂らし、黒いセーラー服には襟の部分に2本の白いラインがくっきりと浮かび上がって真っ赤なスカーフが存在感を表している。
 黒のハイソックスが少女の細そうな足をもっと細く見せ、ピカピカの茶色いローファーが輝かしく光っている。

 少女は相変わらず、すごいスピードで畑の道を駆け抜けていく。
 と、そこに1人、自転車に乗って向かい側を走っている男がいた。
 丁度すれ違う時、少女の目と男の目が重なった。
 男は少女に優しい笑みを向け、通り過ぎていく。

 少女の走る速度が一瞬落ちたが、また猛スピードで走っていった。
 「何だろう…。」
 少し心がざわついた。
 少女は走りながらあの男のことをずっと思っていた。
 


 ・・・-少女は朝6時、目覚まし時計により起こされた。

 「ああ、夢か…。」
 と、呟きながらもぞもぞとベッドから降りていく。
 髪を三つ編みにして2本結い、襟に白い2本のラインがあるセーラー服を着て、真っ赤なスカーフを身に着ける。
 黒いハイソックスを履き、朝ご飯を食べに一階に向かう。

 そして、学校までの距離を猛スピードで走っていく。

 

 

 

             *    *    *

はい、どうも。

これは小説です。まぁ、Blogでも書いてみようと思いましてですね…。

実際、うごでは色々小説書いてるんですよ。ハイw

“Dream made me sad & happy”の意味は、“夢は私を切なく、そして幸せにする”という意味です。

この小説、いかがだったでしょうか?

良い感想をお待ちしております。

もしかしたら好評だったらうごのメモにしようと思うので、出来るだけ感想が欲しいです。

是非、ご協力下さい。

ありがとうございます